【JSNCイベント開催報告】「シリコンバレー最前線・AIで変わる日本企業のビジネス戦略」が開催されました

5月19日にTokyo Venture Capital Hub（東京都港区虎ノ門）で北カリフォルニア・ジャパンソサエティ（JSNC：Japan Society of Northern California）主催で「シリコンバレー最前線・AIで変わる日本企業のビジネス戦略」が開催されました。

AIの進化は、もはや一部のIT企業だけでなく、リテール、EC、サプライチェーン、フィンテックなど幅広い分野に影響を与え、ビジネスの在り方を根本から変えつつあります。今回のイベントは、日本の大企業がどのようにAIの潮流を取り込み、競争優位性を確立していくべきかについて、日本とシリコンバレーの両地域の事情に通じた有識者の皆さんに、大企業によるAI活用事例の紹介や、AI活用の動向、AI活用の課題と可能性について、プレゼンテーション形式で紹介して頂き、さらにパネルディスカッション形式で議論を深める目的で実施されました。

イベント当日は、VALUENEX米国法人のCOOでAI人材を活用した日本の大企業のAIプロジェクト推進を支援しているJiyoung Choi氏、シリコンバレーのVCであるDNX VenturesのPartnerでスタートアップ投資を通じた日本企業のオープンイノベーションを推進しているRichard (Rickie) Koo氏、シリコンバレー駐在経験があり現在は日本でのR&DにおけるAI活用を進めている積水化学コーポレートR&Dセンター先進技術研究所の佐々木担当部長を講師に迎え、AI技術活用の最新動向について解説頂きました。

また、講演後のパネルディスカッションでは、JR貨物のプリンシパルフェローの班目哲司氏をモデレーターとして迎え、日本企業のAI活用の可能性について議論が交わされました。

当日は多くの皆様にご参加いただき、講演後のQ&Aやネットワーキング・セッションにおいても活発な意見交換が行われました。ご参加頂いた皆様ありがとうございました。

Japan Society of Northern California（北カリフォルニア・ジャパンソサイエティ） について

シリコンバレーに所在するJapan Society of Northern Californiaは、1905年（明治38年）に設立された、米国の民間非営利団体（NPO）です。
日米間の相互理解、友好関係をグラスルーツで推進することをそのミッションとしており、文化・芸術・歴史、またビジネス・テクノロジーなど広範なテーマに関するイベントやネットワーキングの機会を提供しています。
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