【開催報告】「Japan Healthcare Week」Building a Transpacific Healthcare Ecosystem～太平洋を越えたヘルスケアエコシステムの日米共創～が開催されました

11月11日に赤坂インターシティコンファレンス（東京都港区）で在日米国大使館とJSNCとの共催にて、「Japan Healthcare Week」Building a Transpacific Healthcare Ecosystem～太平洋を越えたヘルスケアエコシステムの日米共創～が開催されました。

今回のイベントは、米国の投資と日本のバイオテクノロジー産業の間のギャップを埋めることに焦点を当て、主要な課題について話し合い、潜在的な解決策を探るために実施されました。

上記のテーマを踏まえ、当日は日本のスタートアップ企業、政府関係者、大学関係者、ベンチャーキャピタリストなど、各界の有識者による3つのパネルディスカッションが実施されました。

1つ目のパネルディスカッションでは、「INGREDIENTS FOR A SUCCESSFUL TRANSPACIFIC BIOTECH COMPANY」と題して、モデレーターとしてWilson Sonsini Goodrich & RosatiのパートナーであるSeth Flaum氏、パネラーとしてSanBio社の創業者兼共同CEOの森 敬太氏、Modalis Therapeutics社の社長兼CEOの森田 晴彦氏、Shinobi Therapeutics社の代表の五ノ坪 良輔氏を迎え、日本発スタートアップが北米市場で成功するための課題と解決策を、創業と北米での実際の経験を踏まえて紹介頂きました。

2つ目のパネルディスカッションでは、「GETTING THE INSIDE SCOOP ON VC’S」と題して、モデレーターとしてAN VenturesのPartnerである二見 崇史博士、パネラーとしてThe University of Tokyo Edge CapitalのPrincipal Investment Professionalである塩原 梓氏、MedTech Innovator & MedtechVISION 2024 Planning CommitteeのChief Operating OfficerであるKathryn Zavala博士、Catalys Pacific, LLCのManaging Directorである高橋健氏に登壇頂き、投資家の視点からの知見を共有頂きました。

3つ目のパネルディスカッションでは、「INDUSTRY/POLICY EXPERTISE」と題して、モデレーターとしてStanford University School of MedicineのProgram Director (U.S) Japan Biodesignである池野 文昭先生、パネラーとしてシミックホールディングス株式会社の代表取締役COOである大石 圭子氏、京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構（iACT）の小柳　智義教授、厚生労働省 保険局医療介護連携政策課の水谷 忠由課長に登壇頂き、業界及び政策の観点からの知見を共有頂きました。

さらに4つ目のセッションとして、Stanford SPARKのDirector of Drug Discovery InnovationであるReiko Yajima氏より、「STAGES OF A STARTUP & THE ENTREPRENEURIAL MINDSET」と題して創薬におけるアントレプレナーシップに関してご講演頂きました。

本イベントに関する詳細は以下のページをご参照ください。
https://usjhealthcare.org/navigating-biopharma-innovation-across-the-pacific/

当日は、たいへん多くの皆様にご参加いただきました。ご登壇頂きました皆様、ご参加頂いた皆様、誠にありがとうございました。

Japan Society of Northern California（北カリフォルニア・ジャパンソサイエティ） について

シリコンバレーに所在するJapan Society of Northern Californiaは、1905年（明治38年）に設立された、米国の民間非営利団体（NPO）です。
日米間の相互理解、友好関係をグラスルーツで推進することをそのミッションとしており、文化・芸術・歴史、またビジネス・テクノロジーなど広範なテーマに関するイベントやネットワーキングの機会を提供しています。